伸びる子、伸びない子
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伸びる子、伸びない子…
こんな観点の話をよく聞きます。
しかし、これは「結果」の部分を切り取った表現です。
そこにはもちろん、「伸びる」に至る
過程、「伸びない」に至る
過程があります。
この
過程の部分を分析してみましょう。
当然のように思える仕分け方を以下のように変えると、印象はずいぶん変わってくることでしょう。
「勉強する子」、「勉強しない子」
→
時間を使える子、時間を使えない子
「言われたことをやる子」、「サボる子」
→
早く取り組む子、後回しにする子
「頭のいい子」、「頭の悪い子」
→
考えてみる子、考えようとしない子
「いい子」、「悪い子」
→
聞いて学ぶ子、聞く耳を持たない子
「続く子」、「続かない子」
→
やり遂げようとする子、逃げ道を探す子
「伸びる子」、「伸びない子」
→
結果が出た子、あきらめてしまった子
いかがでしょうか。
もちろん、これらの仕分け直しは,もとの仕分けの原因を完全についているわけではありません。しかし、
学習に対する態度や目標に向かう姿勢が結果に影響することは確実です。
そのような意味で、勉強していくことは人格形成のプロセスでもあります。逃げずに取り組むこと、忘れないうちにやり終えることなどは、将来仕事をやっていく上で非常に大切なことでしょう。
苦手を克服できる子、また、苦手分野があっても他の分野でカバーできる子は、間違いなく上記の仕分けのポジティブな方の子です。親と先生で協力して、賢い子をつくり上げていきたいものです。
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