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2017年02月10日

入試を知る 開邦中

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中学受験(または受検)を目指したいと思うことはよくあることでしょう。

なんとなく、「開邦中学校に受かればおいしいな~」というのもよくある話かもしれません。


いろいろ考えるのは良いことですが、実際にそこを目標にするとなると、出題傾向などを知った上でかなりの対策をしなければいけません

そもそも、適性検査の問題を解くことができるステージにいるでしょうか。
あるいは、今の勉強方法で 本当に適性検査を受けられるレベルに達するでしょうか。


こうしたことを真剣に考えてみるのは重要です。

いくら何でも、適性検査の本番で 100点中25点で 不合格だった…というようなことは子どもたちにとってもショックが大きいでしょう。

きちんと入試問題を知る必要があります


他の私立中学校受験についても同じです。


開邦中学校の適性検査ではどのような問題が出題されるのか、そのサンプルをご紹介します。(これと似たタイプの問題が出題されました。)

たとえば、このような問題です。解答例もつけます。

20170210logicブログ 図1

いかがでしょうか。取り組めそうな問題でしょうか。

これとはちがう説明の方法でも、正しい表現、内容であれば正解となるはずです。


この例では、計算できる力というよりは、しくみを説明できる力が必要になります。
ふだんからこういうことを考えている必要があるのです。


もう1問、サンプルです。

20170210logicブログ 図2
この例は、過去にやったことがないはずの問題が、突破力を試すために出題されています

ちなみにこれは、高校数学B 「数列」 に出てくる 「部分分数分解」 という計算の手法です。

つまり、高校で使う式変形のしくみが適性検査に出題されている実状があるということです。

手ごわい問題ではありますが、問題文にある3つの分数計算を実際にやってみればしくみにたどりつけます。


いかがでしょうか。

学校のテストで100点が並んでいても、適性検査には対応できないという実態が見えてくるのではないでしょうか。

数字や計算に対する感覚の部分、また理科の内容も含めて、4年生、5年生のうちから鍛えるべきことはたくさんあります。


開邦中学校受検を本気で目指すのであれば、少しでも早くトレーニングメニューを実践的にしていきましょう!


過去の記事はこちら









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Posted by shigumakaitack at 15:45│Comments(0)小学生受験
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